ディスプレイドライバの応答停止と回復の原因

ディスプレイドライバの応答停止と回復の原因

久しぶりにディスプレイドライバの応答停止と回復問題が発生したので、原因と解決方法を紹介したいと思います。
まず原因ですが、この問題はビデオカードではなくメモリーの問題ということが前回の精査でわかっています。
なので、基本的には問題を発生させるメモリーを交換すれば解決します。

 

詳しくは前回発生時の記事をご確認下さい。

 

ディスプレイドライバの応答停止と回復(旧BTO高知 BLOG)

http://www.btopcinfo.com/cat2/post_67.html

今回はBIOSの更新で解決しました。BIOSアップデートの詳細にメモリーの互換性の向上が含まれていましたので、原因としてはメモリー関連で間違いないと思います。

 

異なるケースとしては、

 

1.OSやドライバの問題
2.ビデオカードの故障
3.構成に対しての電源の容量不足

 

などが考えられますが、新品のパーツを使用してOSもクリーンインストールの状態で発生するディスプレイドライバの応答停止と回復の原因はメモリー関連の可能性が高いと思います。

 

それでは、今回のケースを順に追っていきたいと思います。

 

構成

マザーボード:ASUS P9X79
ビデオカード:SAPPHIRE SAHD775-1GD5R0
メモリー:SanMax SMD-32G28CP-16K-Q-BK×2
OS:Windows7 Professional SP1 64bit

 

前回はGIGABYTEのマザーボードにNvidiaのビデオカードだったのですが、今回はASUSのマザーボードにATIのビデオカードとなっています。この問題はマザーボードを問わず、ビデオカードもNvidia・ATI共に発生することで知られています。

 

今回使用のメモリーは高品質で知られるSanMaxのSMD-32G28CP-16K-Q-BK。Micronのネイティブ1600MHz動作となる最新のチップを搭載した1枚8GBのメモリーです。8GB×4枚の32GBセットを2セット使い、8GB×8枚 64GBの構成となっています。

 

症状

OSと各種ドライバを入れた状態で、総合テストを行うためにUSBメモリーからテストツールを移している時にフリーズが発生しました。症状からするとメモリーなのですが、メモリーテストは事前に行っておりmentest86+を4PASSクリアしています。

 

ただ、1600MHz~の場合、メモリーテストをクリアしていてもフリーズや起動、シャットダウンが上手く出来ないなど安定しないことがあります。今回はネイティブとはいえ64GBなので、とりあえずBIOSで電圧の調整をすることにしました。

 

メモリーテストをクリアしている場合は大抵は電圧を少し盛ってあげると安定します。それでも安定しない場合はCLなどのタイミングを調整する必要があります。

 

今回のメモリーは定格1.5Vだったので、とりあえず1.6Vに変更して動作を確認。一瞬ブラックアウト後、ディスプレイドライバの応答停止と回復の文字が出ました。「これは面倒だな」と思ったのですが、前回の経験上メモリー関係という目星は付いていたので、とりあえずメモリーの電圧を1.65Vにまで上げてみることにしました。

 

しかしそれでも症状は改善されませんでした。電圧は1.65Vが一つの目安なので、電圧の調整では解決できずです。

 

解決

とりあえずメモリーを交換してみようとも思ったのですが、今回のメモリーは高品質で知られるSanMax。しかもMicronチップともなると信頼性は高いです。そのため、マザーボードのBIOSの現状を調べてみると、最新のBIOSバージョン1203にメモリーの互換性の向上が含まれていました。

 

P9X79 BIOS 1203
1.Improve Improve system stability.
2.Improve memory compatibility.

 

今回問題の発生したマザーボードのBIOSバージョンは1103で、1203の一つ前のバージョンです。とりあえずBIOSを更新し、起動させると症状が発生しません。電圧も定格の1.5Vのままです。

 

その後の総合テストもクリアし、無事問題の解決となりました。

 

前回問題が発生した時はBIOSの更新では解決しなかったのですが、今回はBIOSの更新での解決となりました。

 

原因

おそらくではありますが、8GB1枚のメモリーとの相性問題と思われます。8GB1枚のメモリーはまだ発売されて間もないので、マザーボード側の対応が遅れているのではないかと思います。ネイティブ1600MHzとの相性問題も考えられますが、どちらかというと8GB1枚との相性問題の可能性の方が高いと思います。

 

何にせよ、やはりディスプレイドライバの応答停止と回復の原因はビデオカードではなく、メモリーですね。

 

ASUSのX79マザーボードのBIOS更新状況を確認すると、P9X79以外のモデルでもBIOSが更新されているものが多かったので、ASUSのマザーボードでディスプレイドライバの応答停止と回復問題が発生する場合はとりあえずBIOSを更新して試してみることをオススメします。

 

2012/6 BTOパソコンショップ BTO高知




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