Crucial M4 SSD 不具合とファームウェア更新

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Crucial M4 SSD 不具合とファームウェア更新のお願い

Crucial SSD M4シリーズに不具合が見つかり、ファームウェアアップデートのお願いが発表されました。
当店で取り扱いしているCrucial CT128M4SSD2も含まれています。

不具合内容

使用時間が5,184時間(1日8時間使用で約1年8ヶ月)を超えると SSDが認識されなくなり、ブルーバック状態になります。 その後PC電源再投入で復帰しますが、約1時間後に使用時間情報が SMARTに送信され、同様のブルーバック状態になります。 以降その繰り返しとなります。

 

解決策

Firmwareのアップデートにおいて回避可能です。
現在Crucialのwebサイトにて、対策Firmware(0309)がリリースされており、こちらを適応することにより本事象が回避されます。ただしこちらのFirmware(0309)は、HP社のSASエキスパンダーカードには対応しておりません。この対応Firmwareに関しては、近日公開予定となっております。

 

作業内容

1.ファームウェアを下記サイトよりダウンロードして下さい。

crucial support

http://www.crucial.com/usa/en/support-ssd-firmware

 

 

 

Crucial CT128M4SSD2 該当ファームウェア

Version 0309 128GB Crucial 2.5" m4 SSD Part CT128M4SSD2 and CT128M4SSD1
http://edge.crucial.com/firmware/m4/0309/Crucialm4_0309.zip(終了)

 

現行ファームウェア
Windows7用
http://www.crucial.com/wcsstore/CrucialSAS/firmware/m4/070H/1-0-0-90-crucial-070h-07-00-ssd-firmware-update-signed-w7.zip

 

Windows8用
http://www.crucial.com/wcsstore/CrucialSAS/firmware/m4/070H/1-0-0-41-crucial-070h-07-00-win-ssd-updater-signed-w8.zip

 

詳しいアップデート手順はこちらのPDFを参考にして下さい。
Windows7用
http://www.crucial.com/wcsstore/CrucialSAS/firmware/m4/07MH/crucial-m4-firmware-windows-utility-07mh-jp.pdf

 

Windows8用
http://www.crucial.com/wcsstore/CrucialSAS/firmware/m4/07MH/crucial-m4-firmware-windows8-utility-07mh-jp.pdf

 

以下、当時のアップデート手順になります。

 

ダウンロードしたファイルはZIPに圧縮されているので、解凍します。

 


ダウンロードしたファイルを右クリックして「すべて展開」。

 


「参照」をクリックして「デスクトップ」を指定し、「OK」。

 


「展開」します。

 

内容はISOファイルとなっていますので、ISOファイルをCD-Rに書き込みます。OSがWindows7なら標準で書き込み可能です。

 


展開されてできたファイルを右クリックして「ディスクイメージの書き込み」。

 


光学ドライブに空のCD-Rをセットして「書き込み」ます。

 

 

当店でご購入されたお客様は必要であれば作成したCD-Rを送付致しますので、ご連絡下さい。

 

2.まずはSSDの内容をすべてバックアップします。OSがWindows7であれば「コントロールパネル」-「バックアップの作成」-「システムイメージの作成」でバックアップを行うことが可能です。システム修復ディスクも作成して下さい。

 

こちらは念のための作業ではありますが、万一のためにバックアップされることをオススメします。

 

3.電源を切り、コンセントを抜いた状態でPCケースのサイドパネルを開け、SSDからマザーボードへ繋がれているSATAコードをSATA3.0Gb/sコネクタへ繋ぎ直します。Crucial M4シリーズは帯域が広いため、SATA6.0Gb/sコネクタへと接続されているので変更する必要がございます。

 


ASUS P8Z68-V/GEN3画像。右下の白いコネクタがSATA6.0Gb/s。
青いコネクタがSATA3.0Gb/sとなっています。

 

コードにはノッチが付いておりますので、ノッチを押しながらコネクタから抜き、SATA3.0Gb/sコネクタの一番最初のコネクタに挿します。マザーボードのコネクタは2つで1セットとなっていますが、ASUSのマザーボードは手前側、GIGABYTEのマザーボードは奥側が優先となります。

 


SATAコードのアップ画像。ノッチを押しながら引き抜く。

 

SATA3.0Gb/sコネクタであれば問題は無いようですが、念のため1番目に挿した方が良いと思います。通常であればHDD用のコードが挿さっていると思います。SSDと光学ドライブ以外のSATAコードは念のために外しておいて下さい。

 


当店組立て済み画像例。

 

上側の白いコネクタ(SATA6.0Gb/s)に挿さっているコードがSSDに繋がっています。その下のコードはHDDに繋がっており、このコードを外してSSDに繋がっているSATAコードを挿し込みます。HDDに繋がっているコードはとりあえず外したままでOKです。HDDのコードに隠れて見えませんが、その奥には光学ドライブに繋がっているコードがあります。

 

4.サイドパネルを閉めます。またあとでSATAコードを挿し直すため、ネジ止めはしなくても大丈夫です。

 

5.BIOSでHDDモードをIDEに変更します。電源を入れ、起動時のマザーボードのロゴ画面中にキーボードの「Delete」キーを適当に連打してるとBIOS画面に入ります。

 


マザーボードのロゴ画面で「Delete」キーを適当に押す。

 


※クリックして拡大

BIOS画面に入ります。ASUSだと右上の「Exit/Advanced Mode」をクリックして「Advanced Mode」を選択。

 


※クリックして拡大

 


※クリックして拡大

上部の「Advanced」タブを選択して「SATA Configuration」をクリックし、中に入ります。

 


※クリックして拡大

「SATA Mode」を「AHCI Mode」から「IDE Mode」に変更します。

 


※クリックして拡大

変更後に、「F10」キーを押して「Yes」を選択すると設定がセーブされ、自動的にシャットダウン~再起動します。

 

念のためもう一度BIOS画面に入り、「IDE Mode」に切り替わっているか確認して下さい。切り替わっていれば「ESC」キーを押し、「Yes」でBIOS画面から抜けます。

 

GIGABYTEはBIOS画面、上から4つ目の「Integrated Peripherals」の中の「PCH SATA Contorol Mode」を「AHCI」から「IDE」に変更します。こちらも「F10」キーを押し、「Y」キーでセーブです。

 

6.準備していたCD-Rを光学ドライブにセットした状態で起動し、CDブートします。マザーボードのロゴ画面中にASUSなら「F8」キー、GIGABYTEなら「F12」キーを適当に連打しているとBoot選択画面になりますので、CD-ROMを選択します。

 


ASUSのboot select画面。

 

光学ドライブの型番を選択し、「Enter」キーを押すと自動でアップデートプログラムが起動しますが、「please any key・・・」と表示された場合は「Enter」キーを押して下さい。

 

※GIGABYTEのGA-Z68A-D3H-B3/G3でIDEにするとファームウェアのアップデートプログラムがSSDを認識できないという事例がありました。この画面から先に進まない or 再起動するようならAHCIで試して下さい。IDE推奨ですが、大抵はAHCIでも問題なくアップデートできるようです。GA-Z68A-D3H-B3/G3はAHCIでアップデートできております。

 


※クリックして拡大

ファームウェアを確認してください。「0309」以前のものはアップデートする必要がございます。

2012/1/13以前のものはすべてアップデートが必要と思われます。

 


※クリックして拡大

「yes」と打ちこみ「Enter」キーを押すとアップデートがはじまります。

 


※クリックして拡大

アップデートが終わるまで待ちます。

 

使用容量にも寄るそうですが、大体3~4分で完了するようです。

 


※クリックして拡大

「Finished」と表示されればアップデートは完了ですが、上記ではCurrent Firmware(現行ファームウェア)が「0009」のままと表示されています。

 

ちゃんとアップデートできたかどうか、「dosmcli --verbose -d」と打ちこむと現行のファームウェアが表示されます。

 


※クリックして拡大

コマンドを打ち込むと「0309」と表示され、正常にアップデートされているのがわかります。

 

コマンドはスペルやスペースを間違えると適用されないので、面倒なら電源ボタンを押してシャットダウンし、もう一度CDブートしてファームウェアアップデートプログラムに入ります。

 


※クリックして拡大

「0309」になっていれば成功です。

 

7.アップデートが完了したら、電源を落としてコンセントを抜き、すべてのSATAコードをもとに戻します。

 

8.サイドパネルも閉めたら電源を入れ、マザーボードのロゴ画面で「Delete」キーを押してBIOS画面に入り、SATAモードをAHCIに戻してセーブします。

 

最初の起動時に必ずBIOS画面に入り、SATAモードをAHCIに戻して下さい。AHCIとIDEは互換性がないため、IDEで起動することはできません。最悪OSが起動しなくなることがございます。

 

9.お疲れさまでした。作業は完了です。起動を確認して下さい。

 

不明点がございましたら、当店へご連絡下さい。また、当店で購入のお客様には個別に構成に応じた対処の方法をメール致します。ご迷惑をお掛けし、大変申し訳ありません。

 

今後ともBTO高知をよろしくお願い致します。

 

今後Crucial CT128M4SSD2は当店にてファームウェアをアップデートしてから出荷致しますので、ご安心下さい。

 

参考リンク

ITC

Crucial M4シリーズ ファームウェアアップデート方法のお知らせ(M4firm-0309.pdf)
http://www.itc-web.jp/documents/M4firm-0309.pdf

 

CFD

Crucial製SSD(m4)及びCFD製SSD(S6NM4Q)のFirmware更新のお願い
http://www.cfd.co.jp/news/release/release20120120.html

 

Firmwareアップデート手順:
【Crucialオリジナル(英語)】
http://edge.crucial.com/firmware/m4/0309/ProductFlyer-letter_m4-firmware0309_01-12.pdf(終了)

 

【日本語解説】
http://www.cfd.co.jp/news/release/file/crucial_ssd_firmup_jp.pdf

 

2012/1/20 パソコンショップ BTO高知


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