TP-550AP 12V電圧波形チェック

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TP-550AP 12V電圧波形チェック

Antecの高品質電源、TP-550APの12Vの電圧安定性をベンチマークで負荷を掛けて調べてみました。AntecのTPシリーズはリターンレートが非常に低いことで有名です。

 

使用したベンチマークは3DMark06とFF14ベンチで、計測は三和電気計器株式会社のデジタルマルチメータ、PC20とデータ所得ソフトのPC Link7を使用しています。

計測個所と構成

計測個所はマザーボードの24ピンから12Vと、CPUへの電源供給用のEPS12Vです。マザーボードの24ピンはCPUへの電源供給には使われておらず、EPS12Vから供給しているので、2ヶ所を計測しています。

 

構成はi5 2500にGT430のビデオカードを付けています。

 

TP-550AP 12V電圧波形


開始から赤いラインまでが3DMark06、後半はFF14ベンチで負荷を掛けた状態です。
青色=マザーボード。緑色=CPU。

 


CH1=マザーボード。CH2=CPU。

 

縦軸がV数。12Vで安定が望ましく、ATX電源の規格では±5%までの誤差が許容範囲となっています。とくに電圧が低いと誤動作を起こすことが多いのですが、高すぎても誤動作や故障の原因となるので、極力12Vで安定している電源が良い電源となります。

 

開始直後と終了間際は負荷が掛っていない状態。それぞれ12.04、.08V付近で安定しています。低負荷と高負荷時の差は最大で0.03Vと非常に安定しています。

 

高負荷テスト

次に、Radeon HD6970を付けて計測してみました。全体の消費電力は最大で350W前後となり、通常当店では650W電源をオススメしている構成です。負荷の強さがどれだけ電圧に影響を与えるのかについての調査です。

 

Radeon HD6970は8ピン補助電源が2個必要となるのですが、TP-550APには6ピンと8ピン端子しかないので6ピン端子を8ピンへと変換して接続しています。6ピンは75W、8ピンは150Wまで供給可能となっており、HD6970は8ピン端子2つを必要としています。

 

TP-550APは6ピン、8ピン仕様となっているので、通常であれば8ピン2つを要求するほど消費電力の高いビデオカードには対応していないということだと思うのですが、高負荷テストということで実行し、こちらも12Vなので追加して計測しています。

 


開始から赤いラインまでが3DMark06、後半はFF14ベンチで負荷を掛けた状態です。
青色=マザーボード。緑色=CPU。茶色=ビデオカード。

 


CH1=マザーボード。CH2=CPU。CH3=ビデオカード。

 

これはスゴイですね。消費電力がGT430のときと比べて倍以上増えているにも関わらず、低負荷時の電圧はGT430時と変わらず、高負荷時との差も一番大きいビデオカードで最大0.05Vと非常に安定しています。

 

マザーボードとCPUの電圧変動は0.03V~0.04VとGT430時と比べて変わりありません。
低負荷時の小刻みな電圧の変動も少なく、さすがは高品質電源です。

 

2012/3 BTOパソコンショップ BTO高知


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