EA-380D 12V電圧波形チェック

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EA-380D 12V電圧波形チェック

Antecのエントリークラス電源、EA-380Dの12Vの電圧安定性をベンチマークで負荷を掛けて調べてみました。使用したベンチマークは3DMark06とFF14ベンチで、計測は三和電気計器株式会社のデジタルマルチメータ、PC20とデータ所得ソフトのPC Link7を使用しています。

計測個所と構成

計測個所はマザーボードの24ピンから12Vと、CPUへの電源供給用のEPS12Vです。マザーボードの24ピンはCPUへの電源供給には使われておらず、EPS12Vから供給しているので、2ヶ所を計測しています。

 

構成はi5 2500にGT430のビデオカードを付けています。

 

まずはマザーボードの12Vです。


開始から00:07:36までが3DMark06、後半はFF14ベンチで負荷を掛けた状態です。

 

縦軸がV数。12Vで安定が望ましく、ATX電源の規格では5%までの誤差が許容範囲となっています。とくに電圧が低いと誤動作を起こすことが多いのですが、高すぎても誤動作や故障の原因となるので、極力12Vで安定している電源が良い電源となります。

 

開始直後と終了間際は負荷が掛っていない状態。12.2V付近で安定しています。低負荷と高負荷時の差は0.06~0.08V前後というところでしょうか。前半の3DMark06よりFF14ベンチの方が僅かながら差が広がっており、ビデオカードへの負荷が強いことが影響しているようです。

 

前半のいくつかの山は3DMark06は各テストの切り替わり時に低負荷状態になるので、その切り替えのタイミングが影響していると思われます。

 

FF14ベンチ時は下で安定していることから、負荷の状態により電圧が変動していることが良く分かります。

 

次にCPUの12Vです。


開始から00:07:28までが3DMark06、後半はFF14ベンチで負荷を掛けた状態です。

 

波形の傾向としてはマザーボードと同様ですね。変動の幅はマザーボードよりは僅かに狭く、0.05~0.07Vといったところです。

 

負荷の変動があると電圧も変動していますが、負荷が一定で安定していると電圧も安定しています。12Vを下回ることもないので、安定している電源と言えると思います。これで5年保証が付けば・・といった電源ですね。そこまで求めるのは酷でしょうか(笑)。

 

構成の変更

次にビデオカードを外した状態でも計測してみました。

 

まずはマザーボードの12Vです。


開始から00:07:36までが3DMark06、後半はFF14ベンチで負荷を掛けた状態です。

 

無負荷時はビデオカード搭載時より電圧は若干の高めの12.24V前後で安定しています。GT430を外すと消費電力が30~40Wほど低くなるので、電源への負荷が軽減されるものと思われます。

 

電圧の落ち込みが一番大きいのは3DMark06のCPUテスト時。FF14ベンチはグラフィックス関連への負荷が強いので、CPU内蔵グラフィックスでは性能が低く負荷が弱い状態になっているものと思われます。

 

次にCPUの12Vです。


開始から00:07:52までが3DMark06、後半はFF14ベンチで負荷を掛けた状態です。

 

変動の傾向はマザーボードの12Vと同じですね。無負荷時の電圧がビデオカード搭載時より若干高いのも同じとなっています。

 

2012/2 パソコンショップ BTO高知


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