TV/ビデオキャプチャーやサウンドカードの注意点

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TV/ビデオキャプチャーやサウンドカードについて

地デジ録画やゲーム配信、音楽鑑賞について相談を受けることがあります。
しかし、これらにはすべて共通のリスクがございます。

 

それは、安定性に欠けるということです。

 

一番顕著なのがTVチューナーで、昔から安定して使えるパーツはありませんでした。
今も評判を調べてみるとわかると思うのですが、多くの不具合情報が出てきます。

原因は、おそらくではありますが、ドライバ関係が未熟なのではないかと思います。
マザーボードやビデオカードと比べると、ドライバやソフトウェアの不具合が多い印象です。

 

おそらく、最初の(ノーマル)OSの状態でドライバやソフト関係を作成し、その後の不具合やOSアップデートなどへの対応が遅れているのではないかと思います。SPバージョンを入れると動かなくなるなんてこともザラですね。

 

こうなると、対応したドライバが出るまで待たないといけないのですが、対応ドライバが出るかどうかは運頼みな部分もございます。さすがに全部が動かないとなると修正ドライバが出ると思うのですが、環境によって動いたり動かなかったりとなると放置されることも・・。

 

ドライバの更新を頑張ってくれるメーカーもあるのですが、安定してきたと思ったら次期OSが出て振り出しに戻るといった印象ですね。

 

動かなくなった実例

例えば、僕はプライベートパソコンでSE-200PCI LTDを使っていました。個人的に洋楽R&Bのボーカルグループものが好きで、PCオーディオの環境を整えるためです。サウンドカードは新製品のサイクルが長いので、そのとき一番良いと思われるものをオススメしています。

 

OSはVISTAで、1年ほどは問題なく使っていたのですが、ある日OSのアップデートをすると突然使えなくなりました。PCの電源を入れると起動はするのですが、ロゴ画面で停止し、Windowsが開始しません。

 

Windowsのロゴ画面で停止するので、ドライバの読み込みが上手くいっていないのではないかと仮説し、サウンドカードを取り外すと問題なく開始します。結局SE-200PCI LTDは取り外して今は以前使っていたJuli@を使っています。SE-200PCI LTDはドライバの更新もないので僕の環境ではお手上げですね。

 

SE-200PCI LTD ドライバダウンロード

http://www.jp.onkyo.com/support/pcaudio/download/se200pci.htm

 

このページによるとVista用ドライバの最終更新は2007/11/16。最新の更新はWindows7ドライバで、2010/10/08となっています。XP/Vista/7でバージョンを分けているのは安定度からでしょうか。

 

・・・せっかくの機会なので、何とか動くようにしてみたいと思います。

SE-200PCI LTDの音自体は気に入っていたんですよね。

 

Vista用のドライバでは動かないので、とりあえずWindows7対応のVer5.60Cを入れてみました。VistaとWindows7は互換性が高いので、おそらくはVistaにも対応しているだろうと踏んでのことです。

 

しかし、インストール、起動までは上手くいったものの、再生デバイスでEnvy24を既定にすると突然のブルースクリーン。残念ながらダメでした。

 

SE-200PCI LTDのサウンドコントローラーはVIAのEnvy24HTを採用しており、おそらくドライバには手を加えていないだろうということで、本家のVIAで最新ドライバを探してみたのですが、Vista 32bit用は2009/10/14の5.40Fが最後。

 

VIA Drivers Download

http://www.viatech.co.jp/jp/support/drivers.jsp

 

う~ん、ONKYOのVISTA用ドライバ、Ver5.20aよりはバージョンが新しいですが、Windows7用のVer5.60Cよりは古いです。となるとVer5.60CはWindows7専用だったか・・。ちゃんと確認しないとダメですね。

 

一応Windows7用のドライバも確認してみたのですが、こちらはなんと5.40a。更新日時を見ると5.40Fよりも古いです。ファイルを確認するとドライバはaもFも同じ5.12.1.3654だったので、ドライバ以外の部分が違う模様。

 

5.60Cのドライバのバージョンを確認すると、5.12.1.3656。VIAの5.40系よりも新しいです。ONKYOがドライバを独自開発している? いやいや、そんなことはないはずとVIAの英語サイトを確認してみました。

 

サイト情報は海外サイトの方が最新で、日本サイトは遅れていることが多いんですよね。しかし、海外サイトのドライババージョンも変わらず5.40系。VIAのドライバ更新履歴も探してみたのですが、残念ながら見つかりませんでした。

 

ということで、SE-200PCI LTDと同じくEnvy24系のコントローラーを採用しているAUDIOTRAKのドライバ更新履歴をチェックしてみました。

 

AUDIOTRAK 最新ドライバー アップデータ

http://www.audiotrak.jp/download/

 

Envy24系の更新履歴を抜粋してみます。

 

2007/06/19 PRODIGY HD2 Envy24 Family Drivers v5.20 v5.20a
2007/11/16 PRODIGY HD2 Envy24 Family Drivers v5.20b v5.20b
2008/09/01 PRODIGY HD2 / ADVANCE Envy24 Family Drivers v5.40a
2009/10/22 Windows7発売
2009/11/09 PRODIGY HD2 & HD2 ADVANCE ドライバー v5.40F
2010/01/12 PRODIGY HD2 & HD2 ADVANCE ドライバー v5.50A
2010/04/26 PRODIGY 7.1XT/PRODIGY 192LT v5.60b
2010/08/11 PRODIGY 7.1XT/PRODIGY 192LT v5.60A

 

ベータドライバも掲載しているので、VIAの更新履歴に近いのではないかと思います。

 

こちらもONKYOと同じく5.60系が掲載されており、Vistaにも対応しているとのこと。本家のVIAよりも最新のドライバが有るというのが気にはなりますが、こちらもおそらくは手を加えていないはず。Windows7発売から更新頻度が高くなっているようなので、まだ安定しておらず本家では掲載していないのかも知れません。

 

とりあえずVIAから5.40F、AUDIOTRAKから5.60Aをダウンロード。5.40Fから入れてみます。

 

すると、問題なく動きます。正直ここで止めたかったのですが、試しにとアンインストールしてから5.60Aをインストール。5.60Aと5.60Cのドライババージョンは同じだったので、動かないだろうとは思ったものの、AUDIOTRAKのサイトではVistaに対応とあったので物は試しです。

 

※ドライバやBIOS関係は不具合がない限り更新しないのが鉄則なので、オススメはしません。今回は人柱です。

 

すると、こちらも問題なく動きます。

 

あれ? となると5.60Cも動くんじゃないかと思い、もう一度5.60Cを入れ直し。ドライバのバージョンは同じなので動くはず。最初微妙にフリーズして失敗したかと思ったものの、問題なく動いてくれました。となると最初のブルースクリーンはなんだったのか・・。

 

その後も今のところは問題なく動いております。

 

結論

というように、結果的には動くようになりましたが、安定性に欠けている印象です。ノーマルOSでは問題なく動いても、環境によっては最悪動かなくなるリスクもございます。

 

公式、本家、あるいは、同チップを採用した他メーカーのパーツのドライバをダウンロードして試すなんてこともパソコンに詳しくないとできないことだと思います。

 

当店ではメーカー指定の要件を満たすハードウェアを紹介することは可能ですが、さすがにドライバを作成することは無理なので、様々な環境下や将来の動作までは残念ながら保証できません。

 

申し訳ありませんが、これらドライバが未熟なハードウェアに関しては一定のリスクがあることはご了承下さい。
よろしくお願い致します。

 

2011/2 パソコンショップ BTO高知

 

追記

Windows8になってまた使えなくなりました。もう面倒なので放置しています・・・。


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