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CPUはちょっと背伸びしたグレードを選択しよう CPUはパソコンの処理速度に直結しているため、ちょっと背伸びしたグレートのCPUを選択することがポイントになります。今ならIntel Core i5 750かCore i7 860・930、それにAMDの6コアCPU、PhenomII X6 1055T がオススメです。 コストパフォーマンスを重視するならCore i3 530 2.93GHzでも十分ですが、こまめに買い替え or 載せ変えをしないのであれば、現状で手が届く精一杯のCPUを選択された方が後悔が少ないです。 また、高い性能のものを選択した方が不満が少なく、結果的に長持ちします。 コア数について IntelのCorei3~i5 670まではデュアルコアとなっています。クアッドコアはi5 750からです。 これからの時代はクアッドコアが主流です。コア数は今後も増えていく見込みで、IntelからハイエンドCPU、6コアのCore i7 980Xも発売されました。 Core i7 980XはCPU単体で10万円前後となっているので実用的ではないですが、AMDからエントリークラスの6コアCPUが発売されるなど、CPUメーカーの競争も激化しています。 ソケットとチップセットの違い CPUで一番ややこしいのがソケットとチップセットの問題です。ソケットとはその名の通りCPUを取り付けるソケットのことで、CPUのグレードによって形状が違います。CPUとマザーの形状が違うと、当然ながら物理的に取り付けることができません。 Core i3~i7 875K-LGA1156 また、チップセットによって制限もあります。現在Core i3~i7 875KまではLGA1156というソケットですが、グラフィック機能を内蔵したCore i3~i5 680まではH55・H57チップセットでないとグラフィック機能が使えません。 当店ではCPUに応じて対応のマザーを提示しているので問題はないのですが、どのCPUにしようかと考えた時にソケットを考慮する必要があります。 CPU単体ではi5 750~i7 875Kが性能・発熱・消費電力のバランスが優れているのですが、6コアのCore i7 980XのソケットはLGA1366となっています。 Core i7 980Xは価格が高いので論外としても、ソケット的に将来性があるのはLGA1366かも知れません。消費電力や発熱が抑えられたCPUが出る可能性もあります。 ちなみに2011年第1四半期登場予定のCore i3~i5 680の次世代CPU、Sandy BridgeはLGA1156ではなく、Socket H2という新ソケットになります。この世代のハイエンドCPUのソケットが何になるのかですね。 将来CPUを交換する予定がなければソケットで悩む必要はありません。 性能比較 C2D/C2QとCore i3/i5/i7 8系を比べると、消費電力・発熱・価格は同程度なんですが、性能はCore i3/i5/i7 8系の方が高いので当店ではC2D/C2Qの取り扱いを終了しました。 i3~i5 680とi5 750~i7 875Kの違いは、コア数とグラフィック機能を内蔵しているかどうかの違いです。i3~i5 680は2コアで、Hyper Threading対応、グラフィック機能内蔵です。 Hyper Threadingとは仮想化技術のことで、1コアを2コアとして認識させます。とはいえHyper Threadingの性能は1コアの倍とまではいきません。ソフト側がHyper Threadingに対応していれば差は大きくなりますが、通常だと10~20%UPぐらいです。 i3~i5 680は2コアなので疑似4コアですね。 i5 750からはグラフィック機能を内蔵しておらず、コア数はi5 750で4コア・Hyper Threading非対応。i7 860からは4コア・Hyper Threading対応で、疑似8コアとして認識されます。 疑似8コアのタスクマネージャーでの表示は圧巻ですね。 i5 750とi7 860ではクロック差はそれほどないので、性能差はHyper Threadingの差と思って問題ありません。i7 860のHyper Threadingを無効にするとほとんど差はないですね。 ここに絡んでくるのがAMDの6コアCPU、PhenomII X6です。 1コアあたりの性能はCore i シリーズに及びませんが、物理的に6コアを搭載しているため、動画のエンコード等には威力を発揮します。 今のところはCore i シリーズに軍配があがると思いますが、価格もこなれていて面白い存在ですね。 2種類のi7 (8系Lynnfieldと9系Bloomfield) Core i7の中でも9系は別物となっており、メモリーのトリプルチャンネル対応等、8系よりも贅沢な仕様となっています。しかし、その分消費電力や発熱は TDP130Wと高く、当店では電源を強化し、大型のCPUクーラーを標準搭載とした特別モデルとして取り扱いをしております。 省電力&低発熱よりも性能を追求したフラッグシップモデルですね。 CPU単体での性能は8系の同クロックとほとんど差はありませんが、メモリーチャンネルやマザーボードのチップセットの差を考えると性能や拡張性は9系に軍配が上がります。 前述のソケットの違いもありますね。 最後は予算 あとは予算との兼ね合いです。コスト重視ならi3 530、高くなるけどクアッドコアならi5 750 or i7 860、とにかく最速ならi7 960、最新6コアならPhenomII X6といったところでしょうか。 ちなみにPentium4 1.6Ghzで1時間20分ほど掛かっていたエンコードが、i3 530では20分ほどで完了します。しかもネットや音楽鑑賞しながらの処理もまったく問題ありません。 この速さを知るともうPentium4には戻れないですね。 |